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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第29章 真っ白


…気まずい。


砂浜で安室さんの頭をぎゅーっと抱きしめてる体制だ。


「…。」

いつまでこうしていようか考えて、私は最後にがしがしと頭を撫でて離れた。



「めぐみは不思議なやつだな。」
「ん?いや、どう見ても安室さんの方が不思議だと思います。たぶん誰がどう見ても。」
「…そうか?というかいつまでも見下ろされてるの嫌だな。」
そう言って、私を抱えると岩の上から砂浜に下ろした。

「ち、力持ちっすね。」
「普通だよ。よしやっぱりこうだな。」
上から頭を撫でられ、前屈みになるとちゅっとキスをされた。


「急っ!」
「許可とっても文句、急にしても文句ってわがままだろう。」
「いや……ん?私が悪いの…?」
「ふふっ、ほら今度はめぐみがおいで。」

「…。」

あれ?私別に安室さんの抱擁望んでな…いや、いいか。

駅であった時よりなんだが安室さん楽しそうだし。




私は安室さんの胸にそっと頬を寄せた。







「そう言えば、メガネかけてないんだな。」
「ヘルメットだと邪魔だから。」
「髪の毛も。」
「上にまとめないと、ヘルメットから出てると風でもつれちゃうから。」
「さすがライダー。よくわかってるんだな。こっちのめぐみも可愛い。」
「あ、ありがとう…。」


頭を撫でられながら、力強く抱きしめられた。


少し離れたかと思ったら、頬を撫でられ角度をつけ唇を合わせた。

安室さんの背中の服をぎゅっと握り締めると、安室さんはうれしそうに鼻でふっと笑った。







キスを止め、見つめ合う。
すごく優しい目だった。




「まためぐみにおまじないしてもらったみたいだ。」
「…?」
「またやる気出てきた。」
「よかった。でも無茶しないでね。」
「めぐみに言われたくない。」
「…。よし!じゃあ次はどこ行きます!?せっかくバイク借りたしもう少し…あっ、明日朝から仕事?」
「いや、失敗の代償で三日は謹慎だから。ポアロはいけるけどね。」
…謹慎?
自主的に?安室さんはどこかの探偵事務所にでも入っているのかな?上司に怒られて謹慎?


「私もポアロ明日休みなんです。」
「…じゃあ、遊び放題だな。」

にーーーっこり笑う安室さん。ちょっと嫌な予感。

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