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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第29章 真っ白


ここ数日間安室さんは探偵業が忙しいと休んでいた。
きっと先日言っていた大きなヤマというやつだろう。
何をしているのか全然教えてもらえないし、見当もつかないけれど、安室さんならきっとーー…。





安室さんがいないことで、最近はマスターにもちょこちょこ出てもらったりしていて、明日久しぶりの休みだ。


給料の計算に、発注、在庫管理…今日のうちに終わらせていた。
閉店もして、暗い店内。梓さんはすでに帰宅済み。




「ぼちぼち帰ろっかな。」

パソコンを閉じて背伸びを一回。
鍵をかけてポアロを後にした。





家に着く前、玄関の鍵を開けながらスマホを見ると一件のメール。
全然気付かなかった。

開くと安室さんからだった。
30分前からきてたみたいだ。
またシフトの何か要望だろうか…さっきシフト決めたのに。




『めぐみさんのおまじないを活かせませんでした。すみません。』





安室さん?

「んんーーー?」

…言っていた大きなヤマがうまくいかなかったということだろうか。

こんな私なんかに言うってことは相当辛かった…?

無茶して怪我してってこと?怪我…してるんだろか。



スマホを見ながら玄関に入り、通話ボタンを押した。




『はい。』
何度かのコールの後安室さんがでた。

「安室さん、ごめんなさい今メール見ました。」
『いえ、すみません、あんなメールを…』
「ううん、怪我しました?大丈夫?」

心なしかやはり安室さんの声には元気がないようだ。


『怪我は全く。……めぐみさんの心強い声援があったし、必ずうまくいったと思ったんですが…僕の力及ばず。」
「……。」

いったい何があったんだろうか。
コナンの世界。ということはやっぱり犯人を捕まえられなかったとか?誰かの命を救えなかったとか…?


元気のない安室さんに今の私が一体何ができるんだろうーー…。









「安室さん、今どこですか。」




私に…出来る事。
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