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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第16章 似合う


家で急いでシャワーを浴びて、バイトの準備をする。

今日は朝はマスターと梓さんのはずだ。
遅れないように時計を見ながらお昼ご飯を口に頬張った。






「おはようございます。」
裏口からお店に入ると、今日は落ち着いているのか、カウンターでマスターも梓さんも談笑していた。

「めぐみちゃん、おはよう!」
「めぐみちゃんが来たから俺は帰ろうかな。それじゃあ、お疲れ様。」
「はい、マスターお疲れ様でした。」

いつも通り、昨日の売り上げを入力して、コーヒーの発注等をしていく。
すると、案の定背後から足音。

「ねー、昨日どうだった?」
「聞かれると思った。好きだよね梓ちゃんも。」
「だってー、こう言うのドキドキしちゃうんだもん!ねね。どうだったの!?」
「私、すぐ酔っちゃう苦手なお酒あるんだけど、それ間違えて飲んじゃって…記憶なくしちゃった。」
だから、覚えてませんって言うと梓さんは顔を真っ赤にした。
両手を頬に置き、大興奮だ。
「きゃー!お持ち帰りーー!」
「いや、されてないから。」
梓さんは分かりやすく肩を落とした。

「ホテルに私1人置いて帰ったもの。しかもお支払いもしてくれてた。」
「なにそれ紳士すぎない?」

ちょっとだけ手は出されました。なんてことは絶対言わない。


みんなから聞いたシフト希望を照らし合わせて、シフト表を作っていく。
あらかじめ作っているエクセル表にぽちぽちと入力する。
エクセルなんて全然使えなかったの、この半年で少しは理解出来るようになった。

「あっ!!!」
「え?」

急に背後立っていた梓さんが大声を出した。

「ここ!」
「…?」

梓さんは顔を真っ赤にして私の後ろの首を指さした。

「やっだ!全然紳士じゃないじゃなーい!きゃーー!」
「え?え?」
「赤いマーク…!ついてるわよっ!」
「うそ!?しらない!覚えてない!」

私は慌ててハーフアップにしていた髪の毛をといた。

「めぐみちゃんに気づかれないうちに後ろに付けるなんて…やるわね。」
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