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そんなの知らないっ!【DC/降谷中心】R18

第140章 I will.


「…なんか恥ずかしいところ見せちゃってごめん。」
「いや、安室さんがどうなったか気になって見に来ただけだから。無事みたいでよかった。」


「コナンくんもお疲れ様。」

ガラス越しに渋谷を見下ろしながら、コナンくんに言うと、コナンくんは私を見上げた。


「めぐみさんも。安室さんとのパイプ役助かったよ。さっすが奥さんだね。」
「…その時はまだだもん。」

「今はもう奥さんだろ?誓ったじゃないか。」


コナンくんの前だというのに、降谷さんは私の腰に手を回し、こめかみに口を押し付けて来た。


「こ、こらっ!」

ははっと苦笑しながら私たちを見るコナンくん。


「次は1週間休暇とって海外で挙式だ。」
「はっ!?」
「そのままハネムーンだ。」

「無理なこと言わないで!ただの理想でしょ?」
「…赤井とコナンくんが僕の代わりに仕事してくれるさ、ポアロも公安の仕事も全部。な?」

「無理だよ。」

話を振られコナンくんは呆れた表情で言った。


「風見に全部やらせよう。」
「鬼じゃん。」

くすくすと笑いながら、私は降谷さんの頭をわしゃっと撫でた。


「怪我してアドレナリン出てる?」
「そんなことない。めぐみが僕のプロポーズを受けてくれたんだ。興奮しない方が変だ。」

降谷さんはコナンくんの前で、気にせず私を抱きしめ続けた。

「…僕行くね。みんな心配してるだろうし。」

「あ、うん!気をつけて!」




コナンくんを見送り、中和剤によって、液体火薬の色がどんどんと変わっていくのを横目に、私はそっと降谷さんを抱きしめ返した。




「ヘリコプターのお迎えきたよ。帰ろう、降谷さん。」
「あぁ。…帰ろう。」




そっと一度だけキスをすると、私達はヘリのくる夜空を見上げた。




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