第139章 Till death do us part.
近くのコーヒーショップでコーヒーと少し甘いマドレーヌを買い、私は再び急いで地下に向かった。
戻り、パソコンを覗くと会議は終わったようだった。
「あれ?…この人高木刑事の声だけど、いつもよりワイルドだね。結婚するからイメチェン?」
画面を見ると座り込む癖っ毛の髪の毛にサングラスの男性。
でも、声はいつもの高木さんの声だった。
降谷さんは私の買って来たコーヒーを扉からサッと中に入れると、それを飲みながらくすっと笑った。
「刑事を拉致した犯人は松田に会いたいと要求してきたから彼が松田刑事のフリをして犯人に会いに行くんだよ。それに、彼らは結婚はしないみたいだ。」
「えっ!?」
コナンくんや蘭ちゃんが朝からおめかししていったのに!?
あれはなんだったのだろう。
「本番さながらの訓練って聞いた。コナンくん達にはそれは伝えられてなかったんじゃないかな?」
「…はは。にしても、高木さん。写真の松田さんに似てるね。…いや松田さんはもうすこし子供っぽいかな。」
「めぐみは警察学校の時の写真しか知らないからな。」
それでも22歳だ。
みんなとじゃれあい、ふざけ合い、笑ってる写真しか見たことないからかもしれない。
「サングラスしてたの?松田さん。」
「あぁ、卒業してしばらくしたらサングラスかけてること増えてたな。」
「ふーん。なんで犯人は松田さん亡くなってるの知らないんだろ。降谷さんと同じように首輪爆弾付けたいの?」
「いや、僕の首輪爆弾の犯人と、刑事を拉致した犯人はまた違う。」
「えっ!?二つの同時に事件起きてるの!?」
「いや…この2つの事件は関連してると僕とコナンくんは考えてる。」
コーヒーを飲みながら、降谷さんは椅子に座って首輪を撫でた。
「…む、難しいや。」
いつの間に参加していたコナンくん達の会議は終わり、共有画面が切れたので、私は一息ついて自分のコーヒーを飲み始めた。