そのハチミツ、極甘注意!【ヒロアカ/爆豪勝己/R18】
第3章 大き過ぎるお返し
「天気予報外れちまったから買うヤツ多かったんだろ」
「すぐ止むか分からないですよね…。タクシー呼びますか?」
「却下だ」
「でもずっとコンビニに居るっていうのも……」
「てめェバカなんか?」
そう言って鋭い視線を向けてくる。
そうか、お金かかっちゃうもんね……。
「タクシー代ならわたしが出しますから、大丈夫ですよ」
「ちげぇわアホ!!そーゆうことじゃねンだよ」
「え……?」
「車乗んの、トラウマなんじゃねぇんか?」
そう言ったダイナマイトの顔は、険しいけれど真剣で。
───さっきの前言撤回を、撤回する。
やっぱりこの人は……。
ダイナマイトは、口が悪くて意地悪だけどすごく気が利いて、人のことをちゃんと考えてくれて、本当はとても優しい人だ。
そう確信した。
「サイドキックさんが言ってた通りだぁ……」
「あ?なんか言ったか」
「いえ、こっちの話です…!」
幸運にも雨は意外と早く止んで、2人で一緒に帰宅した。
スナック菓子のお返しにしては過大すぎる、そして濃すぎる、そんな日だった。