【R15】キャラメル デェア ディアボロ【ハイキュー夢小説】
第3章 日向翔陽と飴玉
「はっ……はぁ……柔らかい……」
むにむにと彼女の乳房を初めて揉む。思ったよりも彼女の胸はサイズがあったのか、肉があり揉みやすい。
夢中で彼女の胸を揉んでいると、途切れ途切れの声が耳に入ってくる。
「……はぁ……ンっ……アッ……んっ……」
彼女は恥ずかしそうな顔はしているのだけれど、一切の抵抗がない。
上半身を見せ、触らせて、小さく鳴いている。
惚れ薬の効果は絶大なのか、彼女は揉んでいる日向の腕を優しく掴みながら、伝えてくる。
「翔陽……すきっ…………好きっ」
さっきまで友達だった筈の相手に向かって、彼女はまるで昔からの恋人だったかの様に接してくる。
「キスしよっ……」
「んっ」
胸を揉むのを止めないまま、彼女と再び口付けを始める。
お互いに求めているかの様に舌を絡ませ合い、まるで前戯に入る恋人である。
(気持ちイイ……全部、全部欲しい……)
日向からのキスを受け入れ、身体を触らせてくれる彼女。乳房の先端をくにくにと押し弄っていると、彼女の足がモジモジしていた。
自分に惚れてしまった彼女はきっと、日向のしたい事を全て受け入れくれるだろう。
全部触らせてくれる、させてくれる。
『紫色の飴玉だけれど、最後までしたいんだったら効能の事もあるし、早めに使うのをオススメしておくよ』
老婆の最後の捨て台詞を思い出し、キスをしたまま紫色の飴玉に手を伸ばし、包み紙から出して掴み取った。
「んぁ……」
絡ませ合っていた舌を離すと彼女が声を漏らす。激しく胸を上下しながら酸素を取り込んでいる姿を見ながら、日向は紫色の飴玉を口へ含んだ。
これを舐め合ったらもう元の友達の関係には戻れなくなる。
でももう、彼女を知ってしまった以上、友達になんて戻りたくなかった。
惚れ薬で惚れているだけで本心じゃなくても、もういい。
今の彼女が永遠に続くのならば。
乳房を揉むのを止め、彼女の事を抱き上げながら口付けて、二つ目の飴玉を口移ししてしまった。
舌に飴玉が乗り、彼女が舐め始めてしまう。
飴玉を舐める舌から飴玉を奪い取り、舐めると今度は甘美な甘さが途端に口の中に広がっていく。
(セックスしよう……今から、おれ達)
悪魔の媚薬が彼女に効くように、日向は飴玉を舐め始めるのだった。
(2022,5,5 飛原櫻)