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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】
第17章 デート
「だが、今は違う。
今の俺の最善は、
お前をこの手で幸せにすることだ。」
リヴァイの力強い言い振りに、
エマの身体は熱くなる。
それと同時に、目頭に込み上げるものを感じた。
「もう選択は間違えねぇ。
エマ、お前は俺の側に居ろ。」
リヴァイはそう言うと、
エマの手を強く握った。
「……こんな道のど真ん中で、
泣かせるようなこと言わないで下さいよ……」
込み上がる熱い気持ちを
抑えることが出来ず、
エマはリヴァイの肩に顔を伏せた。
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