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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第17章 デート



リヴァイはエマの手を掴み、

「そんなことをしに来たんじゃねぇよ。」

と、エマを起き上がらす。


「そんなことしようと誘ってきたのは
リヴァイさんじゃないですか。」

「お前が寝起きでやらしい顔
してるからだろうが。」


「……私のせいみたいに言わないで下さい。」

エマは少し頬を赤らめた。



「こんな朝早くから、どうしたんですか?」

「行きたいところがある。付き合え。」

リヴァイはベッドから立ち上がった。



「……それ、デートのお誘いですか?」

エマはニヤニヤしながら
リヴァイの顔を覗き込む。


リヴァイはそんなエマを引き寄せ、
立ち上がらせると

「そうだ。お前の時間を俺にくれ。」

そう言って小さく笑った。


エマは勢いよくリヴァイに抱き着き、

「いくらでもあげますよ。」

と、声を弾ませた。


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