第17章 デート
あるの日の朝。
「……おい、休みの日だからって
いつまで寝る気だ?」
エマは耳元で聞こえるリヴァイの声で
ゆっくり目を開ける。
「………?
!!り、リヴァイさんっ!」
思わず声を上げると、
ベッドから勢いよく起き上がった。
と同時に、リヴァイと額同士をぶつけ、
またベッドに蹲る。
「………っ……お前、何がしたいんだ……」
「す、すみません……
びっくりしただけです……」
エマは額を手で摩るリヴァイを
蹲りながら見た。
「仕事、いつ終わったんですか?」
「今日の朝方だ。」
リヴァイの言葉を受けて
エマは時計を確認し、
驚嘆の表情を浮かべた。