第15章 ●ご褒美
「んぁ……、ちょ、なんか
変な感じするんですけど……」
そう言って、リヴァイの肩に触れたエマに
「時期によくなる。」
リヴァイは小さく笑うと、
再びエマの身体に唇を這わせた。
唇は胸の辺りで止まると、
そっと先端に息を吹きかける。
「ぅあっ!……っ、ん」
エマは思わず声を上げると、
「このくらいで、そんなに反応してたら
身体がもたねぇだろうな。」
リヴァイはそう言いながら、
胸の先端を指で弾いた。
「あぁっ、ん!ま、待ってください!」
エマはリヴァイの身体に
触れようとするが、
リヴァイはそれをかわして、
エマの顔を見入る。
「なぁ、じっとしてろよ。
腕も縛られてぇのか?」
リヴァイはエマの腕を掴んだ。
「……縛られたくないけど、
リヴァイさんに触りたいです。」
リヴァイはその言葉に少し笑うと、
エマに唇を重ね、身体中を
優しく指でなぞっていく。
エマはそれに反応し、
身体を少し反らすと
「その分俺が触ってやるから、
お前はそのままでいろ。」
リヴァイはエマの耳元で優しく言った。