第14章 一週間分
エマの部屋に着くなり、
リヴァイはベッドにエマを押し倒す。
そして、
「そろそろ普通にやるのも
物足りなくなってきただろ?」
そう言うと、
首元のクラバットを外した。
「いや、全然物足りなくないです。
十分すぎます。
と言うか、これ以上何する気ですか?」
エマは少し焦った声で、早口に言う。
リヴァイは優しく唇を重ねながら、
クラバットでエマの目元を隠した。
「今日は何も見るな。」
リヴァイはそれだけ言うと、
エマのシャツのボタンを外し始める。
「ちょ、リヴァイさん?
何で私、いきなり
目隠しされてるんですか?」
急に暗闇に包まれたエマは、
手探りでリヴァイを探す。
リヴァイはエマの手を抑えると、
「こっちの方が、
興奮するかもしれねぇだろ?」
エマの耳元で、そう囁いた。
エマは突然リヴァイの声が耳元で響き
一瞬身体をビクつかせる。
「……あの、私、暗いのそんなに
得意じゃないんですけど。」
「俺が近くに居るから大丈夫だろうが。」
リヴァイはそう言いながら、
エマの首元に唇を這わせた。