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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】
第70章 結婚式後は……
「……こんな場所でそんな顔、
見せんじゃねぇよ……」
エマから目を逸らしたリヴァイが
呟くように言うと、
「……顔?何の話ですか?」
殆ど声を聞き取れなかったエマは、
リヴァイの顔を覗き込む。
リヴァイはエマの手を握り返し、
「お前が嬉しかったんなら、それでいい。
お前の喜ぶ顔が見られて良かった。」
と、エマの髪を優しく撫でた。
「なんかリヴァイさん、今日ヤケに優しい」
「俺は元々結構優しい。」
すかさず早口で言い放ったリヴァイの一言に、
エマは思わず吹き出す。
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