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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第67章 決定事項



「それ、良い響きですね。
そう呼ばれると、早くリヴァイさんの
嫁になりたくなります。」

エマが嬉しそうな声を上げると、

「なら早く結婚」

リヴァイはそう言いかけて
エマに手で口を塞がれ

「ダメです。
プロポーズは桜の木の下で、
って決めてるんで!」

と、エマに強い口調で制止される。



「チッ……」

口を塞がれたまま舌打ちをする
リヴァイを見て、エマは手を離すと

「それまで死ぬ気で戦って、
死ぬ気で生きて帰って下さいね。」

そう言って顔を綻ばす。


「どっちか分かんねぇじゃねぇか、それ。」

リヴァイは呆れた声を出しながらも
頬を緩めると、
エマに顔を寄せ
エマはリヴァイの気持ちを察し、
優しく唇を重ねた。



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