第67章 決定事項
「……どれだけ溜まってたんですか?
と言うか、溜まってるからって
そんなに出るもんですかね……?」
情事の後もリヴァイのものは収まる様子がなく、
何度か身体を重ねた後、
二人はベッドに身体を横たえ抱き合っていた。
「仕方ねぇだろ……ひと月は長ぇ。」
リヴァイは息を弾ませながら仰向けになる。
「リヴァイさん、
結構汗かいたと思うんですけど、
ギプス無事ですか?」
「お前……俺よりギプスの方が心配なのか?」
「そうですね。
リヴァイさんはここまで動けてるんで、
そんなに心配してないです。」
エマが即答すると
リヴァイは思わず吹き出し、
「ったく、なんつー嫁だよ……」
と、肘でエマの頭を小突いた。