• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第63章 飾らない言葉で



リヴァイは動くこともなく、
ただベッドに横たわっている。


エルヴィンはリヴァイを見ながら
少しの時間沈黙するが、
堪えきれなくなったように
静かに息を吸うと

「リヴァイ。お前は卑怯だ……
このままお前が死ねば、
エマは一生お前を想い続け、
同時に他の男を愛することもないだろう。」

そう言って
リヴァイの顔を見つめる。


「お前もエマを愛しているなら分かるだろう?
ここまで帰って来ておいて、
エマに看取られながら死ぬことが
彼女を一生束縛することに
繋がるということを。」

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp