• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第62章 夢を叶える為に必要なもの



「……私はもうこの年だから、
早いところ子どもは欲しいな。
男でも女でもいい。
どっちにしても、君が産む子だ。
間違いなく可愛いだろう。」


エマはエルヴィンの横顔を見つめて
話を聞く。



「私が必死で生まれてくる
子どもの名前を考えても
きっと君はことごとく却下する。
……だが、何だかんだ言っても、
最終的には私の案を採用するんだろうな。」

エマは思わず吹き出し、

「それ、私がただの
クレーマーみたいじゃないですか。」

と、エルヴィンを見入った。


「それくらい真剣に考えてくれるだろう、
と思っているんだよ。」

エルヴィンも
エマに釣られて少し笑う。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp