• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第59章 反応と希望



「うん。でも私は
医者でも看護師でもないから。」

エマはジャンに笑いかけると、


「今私にできることは、
美味しい料理を作って
傷付いた兵士を少しでも元気にすること。
多分、リヴァイさんもそれを望んでると思う。」

そう言って、視線を落とした。


「もちろん、仕事が終わったら
リヴァイさんのところで過ごすけど、
一番は仕事を優先する。
そうじゃないとリヴァイさんが起きた時、
私怒られそうだもん。」


エマのその発言に、
ジャンは頬を緩めると

「そうだな。俺も兵長いないからって
訓練で手ぇ抜かないようにしないとな。」

そう言ってエマの頭を撫でる。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp