• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第59章 反応と希望




「エマさん!」

エマが食堂で昼食の準備をしていると
大声で名前呼ばれ、厨房から顔をのぞかす。


「ジャン!良かった!怪我は?!」

エマは厨房から出ると、
ジャンに駆け寄った。



「いや、俺はしてない、そうじゃなくて、」
「ジャン、おかえり。
無事に帰って来てくれてありがとう。」

エマはジャンの言葉を遮ると
ジャンの手を優しく握った。


「……ただいま。
待っててくれて、ありがとう。」

ジャンはそう言って
エマの手を握り返し、

「エマさん、
兵長のところいなくていいのか?
団長は、仕事より兵長の看護を
優先してくれていいって言ったんだろ?」

と、少し焦った声で問いかける。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp