• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第52章 大胆に



「……エマ、
かなり視線浴びてるけど……
これ、大丈夫?」

サラはそう言いながら
困惑した表情で周りに目を向ける。


兵士長の突然の大胆な行動に、
街の住人は驚きを隠せないようで、
エマの周りはかなりざわついていた。



「……私も今、かなり予想外なことされて、
頭の中、沸騰しそう……」

エマはそう言いながら、
赤面した顔を手で覆う。



一応調査の出発前ではあるが、
まさかリヴァイが踵を返して
自分の元へ来てくれるとは思っていなかった。


恋人の時でさえ、そんなことを
してもらったことはなかったのに、
今はまだリヴァイの温もりが
自分の身体と心を温めている。



「お蔭で、ますます
揺らがない自信が持てましたよ。
楽しみに帰って来て下さいね。」


エマはリヴァイの背中を見ながら
小声で呟いた。


/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp