第49章 ●欲に溺れて
「……んっ、…は、い……」
やっと返事をしたエマに、
「それならもっとちゃんと頼めよ。
どうやって頼むか分かってんのか?」
リヴァイは悪戯っぽい顔でエマの顔を覗き込む。
こんなに限界が近い時ですら、
リヴァイは意地悪だ……
既に快楽の渦に呑まれている。
分かっていても、その気持ちは昂る一方だった。
朦朧とする意識と荒い呼吸の中で、
エマはリヴァイの顔を引き寄せ、
「はぁっ、……リヴァ、イさんっ、
私ん、中、いっぱい突いて、
いかして、下さいっ………」
と、リヴァイの耳元で囁くように言った。
「ヤケに素直だな……」
リヴァイは微かに笑みを溢し、
エマの中を激しく突きはじめる。
エマは動きに合わせて
喘ぎ声を漏らしながらリヴァイにしがみ付き、
そのままの状態で絶頂に達した。