第48章 最初で最後の
「……リヴァイさんが突然
そんなことしてくるからですよ。
この手離してもらっていいですか……?」
エマはリヴァイから
目を背けながら手を引くと、
逆にリヴァイに手を引き寄せられ、
胸に抱かれた。
「裸で抱きしめると、
お前の肌の感触がよく分かるな。」
リヴァイはそう言いながら、
エマの背中に指を滑らす。
「……リヴァイさんっ、
取りあえず、ここではやめましょうよ……
さすがに恥ずかしいです……」
エマはリヴァイの胸を押すが、
「いや。取り敢えずはここで抱く。」
と、唇を奪われた。