• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第47章 薬の効能



「焦りすぎだろうが。
正直に言えよ。これ、何の薬だ?」

リヴァイはエマの反応に笑いつつ、
瓶を取られないように
エマの手をかわした。


「身体に悪いものではないと思いますが、
飲まない方がいいとも思います……」

ハンジが作った自白剤だなんて話したら、
ハンジの身も自分の身も
危ない気がして、曖昧に答える。


「お前の口から言えないのか。
それなら試してみるまでだな。」

リヴァイはそう言うと、
一気に瓶の中身を飲み干した。



エマは唖然とその様子を見た後、

「り、リヴァイさん!
え、何飲んじゃってんですか?!」

と、リヴァイの肩を揺する。


リヴァイは眉間に皺を寄せ、

「おい、あまり揺らすな、」

と、ベッドに座り込んだ。


「リヴァイさん、調子悪くなりましたか?
大丈夫ですか?」

エマは心底心配した声で
リヴァイに問いかける。


「いや、調子は悪くねぇが、急激に、」

そう言いかけたところで、
リヴァイはベッドに倒れ込んだ。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp