• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第47章 薬の効能




『ああは言ったものの、
最近リヴァイさんと全く会ってないし、
急に栄養ドリンクなんて渡しても、
絶対飲まないよな……』


エマは自分の部屋に戻り、
瓶を片手に悩み耽る。



『しかも、飲まされたと分かった後の
リヴァイさんの仕返しが怖い……
……やっぱり飲ませらんないよなぁ。』


そう思い、瓶を机に置いたとき、


「エマ。部屋にいるのか?」

と、ドアの外から
リヴァイの声が聞こえた。


『い、今来ちゃうの?!』

エマは焦りながらも

「います!今ドア開けます!」

と、ドアに向かって声を掛けてから、
読みかけの本を広げ、瓶の上に伏せた。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp