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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第46章 油断と出来ない理由



だが、エマは微笑み返すことはせず
複雑な表情を浮かべ、

「あの、早速なんですが……」

そう言いながら、後ろを振り返った。


「は?!何でエルヴィンがいるんだよ?!」

エマの後ろから歩いてくる
エルヴィンを見て、
ナイルは思わず声を上げる。


「すみません……
ちょっと色々ありまして、
友だちが捕まらなくてですね……」

ナイルはエマが小声で
説明しているのを聞き流しながら

「おい!エルヴィン!お前、何の真似だ?!」

と、声を荒げる。


「何の真似か、だって?
それはこっちのセリフだ。」

エルヴィンは少し笑うと、エマの隣に並んだ。


「リヴァイと別れてすぐのエマを誘うとは、
お前もまだまだ甘いな。」

エルヴィンはそう言いながらナイルを見る。

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