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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第7章 疑惑と予感と確信



「また一つ、疑惑が浮かんだんですけど。」

「何だ?」


「……私、今できない日なんです。」

「いや、私はもう誘おうとはしていないよ。」

エルヴィンは焦ったように言う。


「あ、そうじゃなくて。
だからリヴァイさんは
他の女性としてる、って言うのは
考えられないですかね?」


エルヴィンは考える様に目を瞑ると

「しばらくリヴァイとはしていないのか?」

そう言ってエマの目を見る。



「……はい。
と言うか、できなくなった次の日から
リヴァイさんの様子が
おかしくなったんですが……」

エマはそう口にすると、
自分の予感が確信に変わったような気がして、
思わず目を伏せた。



「何とも言えないが、リヴァイは
そんなに性欲が強い方だったかな。」

エルヴィンはそう言いながら目を瞑る。


「かなり強い方だとは思うんですけど……」

エマは目を伏せたまま言った。

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