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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】
第31章 プロポーズ
エマは話し終えると、
エルヴィンの顔を覗き込む。
「そんなに面白かったですか?」
エルヴィンは
涙を流す勢いで笑っている。
「……エマ。
君はどこまでも最高な女性だな。」
「それ、厭味ですか?」
エマは不満そうな顔でエルヴィンを見た。
「いや、ますます君に魅かれたよ。」
「……そんなに笑いながら言われても、
もう厭味にしか聞こえないんですけど。」
エマはそう言いながら
エルヴィンの肩を小突いた。
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