• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第5章 違和感と混乱



「あれ、エマさんの知ってる人?」

エレンは気まずそうに小声で尋ねる。


「ううん。全く知らない。」

エマはそう言うと、
再びリヴァイに目を向けた。



その女性はリヴァイの腕に手を回し、
リヴァイに顔を近付ける。

そして耳打ちをしたのか、
頬にキスをしたのか
分からないくらいの距離で、
しばらくリヴァイの隣に立っていた。




エマは大きくため息を吐くと、

「エレン。戻ろう。」

そうエレンに声をかけ、
基地の中に向かって歩き出す。


エレンはエマの後に続きつつも、
リヴァイの方を少し振り返った。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp