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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第23章 望んでいない再会



その時、

「おい、懐かしい女がいるじゃねぇか。」

エマの真後ろから、男の声が聞こえた。



出来ることなら一生聞きたくなかった声。

一番再会したくない人物の声だった。




エマは一瞬立ち止まりそうになるが、
また歩き出す。


「……エマさん、知り合いじゃないの?」

ジャンは小声でエマに問いかけた。


「ごめん、知らないフリしてくれる……?」

エマも、小声でジャンに言う。



だが、

「無視してんじゃねぇよ!」

と、男に強く肩を掴まれ、
エマは無理矢理、後ろを振り向かされた。

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