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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第20章 栄養ドリンクの秘密



「なるほど。
私を実験台にしようとしていたのか?」

エルヴィンがそう言ってハンジに近付いた時、

「……あ、これ、
ダメなやつな気がします……」

エマは突然立ち上がった。



「エマに何を飲ませたんだ?」

エルヴィンはハンジに詰め寄るが、

「ねぇ、エルヴィン。今日って、
リヴァイ調査出てるよね?」

ハンジはエルヴィンの問いかけを
無視して尋ねる。


「リヴァイは駐屯兵団の手伝いで、
夜まで壁の上で見回りだろうな。」

エルヴィンは冷静にそう言うと、
ハンジの持っていた瓶を取り上げた。


「……栄養ドリンクではないのか?」

エルヴィンは瓶の中身を熟視する。



「エルヴィン。頼みがあるんだけど。」

「ハンジ。さっきからお前は、
私の質問に答えず何なんだ?」

エルヴィンは呆れたように言う。

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