• テキストサイズ

自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第20章 栄養ドリンクの秘密



「できた!」

ハンジは嬉しそうに声を上げると、
その液体を瓶に詰め替えた。


「……もしかしてですけど、
その液体を栄養ドリンクと偽って
団長に飲ませる気ですか……?」

モブリットの声は、明らかに怯えていた。


本当にこの人は、仕事以外のことですら、
俺の想像を絶することしかしない………



「いい案でしょ?
エルヴィン、どんな風になるかなぁー。」

そう言うハンジの顔は、
大型巨人に遭遇した時のように、
爛々と輝いている。



「それ、何の薬なんですか……?」

モブリットは恐る恐る問いかけた。


「ああ。これ?これは」

ハンジがそう言いかけたところで、
ドアをノックする音が部屋に響いた。

/ 613ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp