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自由の翼を掴む話・2【進撃の巨人】

第20章 栄養ドリンクの秘密





ある日の事、ハンジの部屋には、
怪しげな煙が立ち込めていた。


「……分隊長、
また不思議な薬作ってるんですか?」

部屋に入るなり、モブリットはため息を吐く。


この人の実験が始めると、
もう止めることは不可能だ。


そう思いながらも、

「あの、それ、また団長に
見つかったら怒られますよ?」

と、ハンジの肩を叩いた。


「いや、これはエルヴィンに
プレゼントするために作ってるから。」

「えっ、これをですか?」

モブリットは明らかに身体に
悪そうな色の液体をそっと覗き込む。


「そうだよ。最近エマと別れて
落ち込んでるからね。」

ハンジはそう言いながら、
その液体に、また別の液体を混ぜた。

すると、一気に綺麗な黄色になる。

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