第5章 小さな命
他にも爆弾が仕掛けられてるかもしれねえのに…俺たちがきたって場所がわかんなきゃ解体もクソもねぇ
ピリリリリピリリリリ
「!!!」
さくらからメールが来た!!!
《じんぺい、私は生きてるよ。爆弾はあと一つ、離れと私がいるところの間にあるいろんな人のものが保管されてるところ。神主さんに聞けばわかる
あと5分しかない、私は無事だからそこ解体して》
「くそ。。爆弾がもう一つあるみたいです。俺そこに行ってきます。神主さん、いろんな人のものが保管されてるところってどこですか。そこにもう一つあるんです。時間がないのですぐに教えてください」
「離れの横に少し出っぱってる建物があります」
俺はすぐに向かった。防護服着てクソ暑いけどさくらを守るためだ。
エースと呼ばれんのは悪くねえが、家族の一大事に駆けつけることができねえのは厄介すぎるぜ