第3章 幸せはいつまでも続かない
「さくら!飯食い終わった!はやく風呂入ろうーぜ」
食べるの早いなぁ
『うん、はいろか!』
少しだけ出てきたお腹をさすりながら陣平に続いて浴室に入る。
シャワーのお湯を温めながらこっちをみた陣平
『相変わらず綺麗な体してるよね。陣平って。』
「そうか?櫻の方が綺麗だぞ」
筋肉がついてて肩幅が警察学校卒業した時より広くなって、ますます男らしさが増した。
『陣平の体好き。しっかりしててカッコいい。モテるんじゃない?’
「そーゆー櫻だって卒業した時よりめちゃくちゃ垢抜けて、母親って顔になってきたぜ。こんなに綺麗な嫁さんもらえた俺は幸せだなー」
髪の毛も体も洗ってもらって、2人で湯船に浸かって、私も幸せだなーなんておもった
「そーいや、出産予定日っていつだ?」
『確か明後日の検診で決めるみたいよ。楽しみだねー』
背中から抱き締めるように陣平の胸が背中に当たって、少し膨らんだお腹を触りながら陣平が
「早く出てきて顔見せろよ」
なんて言ってきて。
『ふふ。あと8ヶ月待たないと出てこないよ』
陣平の方向いてキスをした。
『待って、まだタバコ吸ってんの?やめなさいって言ったでしょ、』
「もうタバコは吸わねーよ。今日最後の一箱、吸い終わったからな」
『まったくもう次はないからね。』
少しタバコの匂いがするその柔らかい唇を食べるようにキスした。
少し驚いた顔した陣平はすぐにそれを受け入れ
「櫻からキスしてくれんなんて。ほら、
舌出せ」
大人のキスをして。
お風呂出てすぐにベッドに潜った。