第3章 幸せはいつまでも続かない
私とヒロは警視庁公安部に。零は警察庁警備局警備企画課、陣平と萩は爆発物処理班、班長は捜一に配属が決まった。
陣平、、爆処に配属かー…。
爆弾の解体はほんとに強いからなぁ…萩も死なないで欲しいな…無事に帰ってきて…
なんて思ってたのに…
『え?』
カツンと飲んでいた缶コーラを落とした
「萩が…死んじまった…」
嘘でしょ?萩がなんで…
「爆弾の解体中に爆発しちまった。」
うそだ。萩なら解体できたはずでしょ?
「さくら…泣くな。俺が萩の仇ぜってーとるから。」
そう言われても陣平もいなくなっちゃうんじゃないの?
解体中に死んじゃったりしない??
「俺はまだ死ねねーよ。腹ん中の子、見るまでは。」
11/7。まだ妊娠が発覚してから1ヶ月経ったばかりだった…。