第2章 あくねこ創作における瞳の色の宝石チョイス手帖
ナック・シュタイン ↓↓↓
瞳の色の宝石チョイス:右眼、ラピスラズリ
左眼、辰砂(別名、シナバー(シンナバーと呼ばれる場合もあります )
ナックの左眼の表現に用いたラピスラズリには、この鉱物を初めて目にした古代の人々へ、
その美しさで大きな衝撃を受けさせました。
どこかノスタルジーを感じるその深い青には特別な力があると信じられたからです。
イラク南部地方に位置していた、紀元前8000年のメソポタミアの遺跡をはじめた地域で、
この鉱物を用いたネックレスなどの宝飾品が見つかっており、
ラピスラズリは知られている限り世界最古の文明で使われた工芸品の素材と言います。
バビニアやエジプトでは、その力にあやかろうとして、
この鉱物を粉にし自分たちが使っている護符の表面を覆い、
さらにはその顔料を使い壁に魔除けのイメージを描きました。
ヨーロッパへは14~15世紀に、シルクロードを使って運び込まれました。
イタリアの商人は、当時金より高価だったその貴重な素材を
顔料製造の目的でヨーロッパへと運び込んだといいます。
地中海を船によって渡ったことから、「はるばる海を越えてきた青い宝石」という意味で、
「ウルトラマリン・ブルー」という名前が生まれ、
この言葉は「海の向こう」ウルトラマリスに由来しています。
その鉱物が持つ石言葉のいくつかのなかにある、
「誠実」:夢主の往く路をその優しさで明るく照らすような、
彼自身の内面の強さ、
「洞察力」:どんな状況下であっても冷静さを失わず、
夢主のことをその聡明さを持って支えていくような彼自身の判断力を込めました。