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虎は姫に過保護なり

第4章 欲しいモノ


“居場所がねぇなら、ここにいればいい”


本心からそう思った

泣く事も出来なくなるような居場所なんか捨てて

俺たちの船にいればいいと思った




どうしてこんな女に、俺がここまで…とすら自分でも思うが

なぜか放っておけねぇと思う
これがなんなのかわからない

だが手放したくない


欲しいモノは必ず手に入れる



とにかく、ハート海賊団に初めて一人の少女が加わった















お ま け


「念願の女の子だ…!船内が一気に華やかになるぜ〜」
「つか、アレ絶対キャプテンまんざらじゃねーよな?」

「あー、それ俺も思ったわ。でもまだワンチャンあると俺は信じてる!」
「え、お前はなくない?」
「俺のハートえぐるなよ!可能性なくはないだろぉぉぉお!
それにな!例えルックス最高クラスの船長だってあの凶悪大魔王の顔より俺のイカした顔の方が……」

ブゥゥゥウン

「「あ」」

「誰がなんだって?もう一度言ってみろ…」



二人仲良くシャブルされたとさ






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