第7章 燃え上がる
杏寿郎は緋色の胸に手を伸ばす。
「、、、あっ、、、」
まずは、ゆっくりと全体を揉む。力を入れ過ぎないようにしながらも、その極上の触り心地に、杏寿郎は夢中になる。
「、、、あっ、、やだ、、きょうじゅろうさま、、、」
「君に名前を呼ばれるのはいいな。もっと呼んでくれ。」
杏寿郎は今まで触れていなかった胸の頂を、指の腹でそっと撫でた。
「、、、あっ、、なにっ、、、」
初めての感覚に、緋色は身を捩る。しかし杏寿郎は離してくれない。胸の頂は、立ち上がっていて、初めての快感を緋色に伝えてくる。
「、、、あぁっ、、、」
杏寿郎が頂をペロリと舐めた。そのまま口に含むと、舌で転がしたり、軽く歯を立てたりする。
「、、、やっ、、だめっ、、きょう、じゅろ、さま、、、」
「大丈夫。痛くないだろう?」
胸の頂は、濃く色づいている。杏寿郎は胸の頂を指の腹で挟んで刺激しながら、乳房に赤い後を残す。
「君が俺の物という印だ。」
「、、、きょうじゅろうさま、、、」
「様、いらない。杏寿郎と呼んでくれないか。」
「、、きょうじゅろう?、、」
「その蕩けた顔で、蕩けた声で名前を呼ばれるのはいいな。」
杏寿郎は胸から手を離すと、緋色の足に手をかけた。緋色の足に力が入る。杏寿郎は緋色の足首を持つと、足の指を口に含んだ。