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テニプリ短編集【幸村精市】
第14章 夏 【幸村】
にしても幸村君私の浴衣姿ぜんぜん褒めてくれないなぁ。
お母さんがあぁ言ってたけど不安だよ。
『まだ時間あるし夜店まわろっか?』
「あ、うん!」
『なにか行きたいとこあるかい?』
「そうだねー。花火始まるまでにかき氷かな?」
『うん。じゃあ行こう』
私達は夜店を回りながら花火が上がるのを待った。
『よし。このへんで見よっか?』
「そうだね」
2人でかき氷を食べながら花火を見た。
ドーーン。
花火が始まった。
「すごい!!めっちゃ綺麗!!!!」
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