第3章 アメリと入間と話をする
アメリと私は昔からの幼なじみだ。
年齢こそ1歳違うけれど、私がお腹の中にいた時から親同士は仲が良く、幼少期なんかは毎日手を繋いで走り回っていた記憶しかないし、育ちも学びも同じ学校に通い、まさしく姉妹のように共に成長してきた。
だけど平々凡々な私とは違いアメリは野望への志や負けん気は誰よりも強く、バビルスではアメリは生徒会長、私は一般生徒として少しだけ離れた環境で過ごしている。
そんなアメリは私にも誇りであり、周りにはアメリと幼なじみです!と胸を張って伝えたくて、授業やパトラ活動は勿論、校内のことはできる限り手伝う精神を持って活動をしているため、アメリからはとても高評価を貰っていて、とても嬉しい。
今日はそんな忙しいアメリがかなり久しぶりにお昼は暇だというので、二人で人気の少ない裏庭で昼御飯を食べていた。
「──そうか、そんなことがあったのだな」
「うん。皆が良い悪魔で本当によかった」
「あぁ」
アメリと私がそれぞれ行ってきた活動を共に報告し合い、それぞれを評価する。
学生にしては少しだけ固い話な気もするけれど、アメリの頑張りを聞くのは嬉しくて、私のしたこともアメリに聞いて欲しいから、私達にとっては丁度良い話題になるなのだと感じている。
お昼のために準備をしていたパンを食べながらそんなことをぼんやり考えていれば、アメリは私の顔を見て少しだけ笑った。なぜだ。