第3章 一章 禁忌
「んっ……もう、射精(で)るっ」
ピストン運動を早くして射精するタイミングを測る。
渚月が妊娠しないのをいい事に、子宮の中に向かって中出しだ。
「く、うっ!」
ドクドクと陰茎が脈打ち、射精しているのが分かる。
中出しの快感に溺れながら、眠る渚月を勝手に犯し続けた。
俺の性欲が満足するまで、好きなだけ挿入を続け、中出しを堪能する。
乳首もしゃぶり尽くし、渚月の女の全てを俺のモノだと思いながら。
◆
コンコン
翌日夜、窓を叩かれたので開けると、不安そうな顔の渚月がいた。
「どうした?」
「飛雄にぃ……あの……ね」
もじもじとしているので、身体を乗り出し抱き上げると、渚月を俺の部屋に引き込んでしまう。
俺の部屋に移動して、少し戸惑った様子をしていたが、すぐにスカートとパンツを一緒に脱いだ。
パイパンを俺に見せながら、足をモジモジさせながら言ってきた。
「お股……昨日よりぬるぬるしてるの……」
「どれ」
ベッドに座らせ脚を広げて、秘部を見てやると膣口には残っていたらしい精液の白さがあった。
夜中にアレだけ好き勝手犯したのだから、当然と言えば当然なのだが。
確認する為に触ると、やっぱり精液だった。
「アッ……お薬効いてない、のかな…………」
泣き出しそうな顔で言うので、ベッドに押し倒し、今日も嘘を教える。
「薬、少なかったのかもな」
「飛雄にぃ……お薬欲しい…………」
「分かってる」
シャツも脱がせ、渚月を全裸にさせたら俺を取り出し、膝を掴んで挿入を始めた。
「アッ!にぃっ!ひゃあっ!」
ビクッと反応して大きな声を上げるので、口を塞いで教える。
「おっきい声は誰もいない時以外は駄目だ」
「ふっ!んんっ!」
挿入に喘ぐ渚月の姿に、挿入の痛みはもう完全になくなったのだろうと判断した。
夜中にヤって、セックスを身体に覚えさせておいて正解だった。
男を知った膣は思った以上に挿入り易く、感じやすい様だ。