第5章 まーくんの願い事
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「時に」
にゃ?しょーくんが、珍しく真面目な顔してるのにゃ
おぶおぶわたわたしてにゃければ、しょーくんも男前にゃのににゃ〜
「ココを潰してお仕舞いになると言うお話を弟から聞いたのですが…」
「あぁ、まぁ…この建物の良さが解らんバカモノに改造されちまうぐらいだったら、おっ潰しちまった方がマシじゃからな」
「はぁ〜、なんて勿体ない…
…歴史ある建物は、ただそれだけでも立派な財産ですが、ましてやこんなに美しい建造物を壊すだなんて…あぁ、勿体ない」
「そ、そうかの?///」
はにゃ…
おーなーさん……なじぇに、デレッとしたお顔になるのにゃ?
「そうですとも!僕だったら、絶対にこの美しい装飾達を壊すなんて勿体ない事は致しませんが…」
「うぅむ…」
「…ご主人のお決めになった事ですから、致し方ないですが…そうですか、あぁ、なんて残念な」
「………」
おにゃ?
…おーなーさん、黙っちゃったのにゃ
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