第5章 まーくんの願い事
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「いやぁ、僕なんか全くの素人ですから、良くは存じ上げませんが、内装はロココ調か何かですか?」
にゃ?
コロコロちょー??
なんにゃそりは?
新種のちょうちょにゃ??
「ほう、何故バロックでなくて、ロココじゃと思ったんじゃ?」
「そうですねぇ、素人目で恐縮なんですが、全体的に優しくて繊細な雰囲気を感じたもので、バロックと言うよりは、やはりロココと言うに相応しいのではないかと思いまして」
「偉い!!」
ベシッ
Σにゃっ!!
びびびびっくりしたのにゃ!
おーなーさんにゃんで急にしょんにゃに興奮して大きにゃ声出すのにゃ?!
しかも、しょーくんをベシッて叩いたのにゃ!
そりは、さとにゃんの特権にゃ!!(←笑)
「素人だなんて、お前さん謙遜してるが、大したもんだな!
確かにコノ建物は、わしの爺さんが中世後期のヨーロッパに憧れて建てたものじゃから、ロココ様式じゃよ」
「そうでしたか、道理で重厚感が違う訳ですね。
ちゃんと歴史を刻んだ建造物で無ければ、この何とも言えない燻銀の様な雰囲気は出ませんからね」
「うんうん、そうじゃろう、そうじゃろう」
しょーくんにょお話は、さとにゃんには、むつかしくって、ちっとも解らないのにゃけど
おーなーさん、ものすごく嬉しそうにゃのら
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