第5章 まーくんの願い事
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ンガチャッ
「さぁあ〜としくぅうう〜〜〜んっ!!!」
「早っ!」
「ふにゃっ…しょーくぅん///」
まーくんがお電話してからすぐにしょーくんがおーなーさんのお店に来てくれたにゃ
「だ、誰じゃ?!」
「あ、どうも初めまして雅紀が何時もお世話になっております、兄の風山翔と申します」
しょーくんはぺこりと頭を下げると、おーなーさんに小さい紙きれを渡したのにゃ(←名刺ね)
「…良いけど、なんでこんなスグ来れるんだ?」
「ん?何だ潤も一緒か。
ここ、うちの事務所から近いから…って、さとしくん、どうしたの?大丈夫??」
「ふぇ〜〜ん、しょ〜くぅ〜ん///」
だきっ
「お目め治してぇ///」
さとにゃんはしょーくんに抱っこしたにょ
そしたら、しょーくんは
「ちょっと失礼」
って言って椅子に座ると、さとにゃんをお膝に抱えて、ヨシヨシって頭を撫でてくれたのにゃ
「涙が止まらないの?よしよし、可哀想に…何が原因?」
「えぐっ…さとにゃんが余計にゃことしちゃって、おーなーさんを怒らせちゃったのにゃ///」
「それで、悲しくなっちゃったの?」
「ひっく……ぅん///」
「そっかぁ…じゃあ、初めにオーナーさんに謝ってみようか?」
「くすん……ぅん///」
ぼくはしょうくんにょお膝から降りて、怖い顔してぼくにょコトを見ているおーなーさんの前に立った
「ふにゃっ……こわいよぅ///」
「…(怒)」
「怖くないよ?ちゃんと謝れば、きっと許してくれるから大丈夫。
良い人そうな方じゃないか」
「…///」
しょーくんがそう言うにょを聞いて、おーなーさんの顔がちょこっと怖くにゃくにゃった
さとにゃんは勇気を出しておーなーさんにぺこりってした
「おーなーさん、毛繕いって言ってゴメンなちゃい」
「…毛繕い??」
しょーくんが首を傾げた
「まぁ、なんだ…ちゃんと謝れば、わしだって別にそんな…」
「それにしても」
しょーくんがぼくをまたお膝ににょせて言った
「随分アンティークな造りですねぇ…いや、凄くクラッシックで落ち付いていて…素敵ですねぇ」
「そ、そうか?///」
にゃ?
おーなーさんのお顔がドンドン甘アマににゃって行くによら…
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