第3章 さとにゃんと、さとしくん
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「だって、猫にあ〜ん、なんて出来ませんから」
「そりゃそうだけどね(笑)」
「ん〜…でも、さとにゃん猫の時あんまりかずくんに遊んでもらった記憶がにゃい気が…」
「気のせいですって!はい、あ〜ん♪」
かずくんがまたちいさくちぎったクリームコロッケをあ〜ん、した
「あ〜ん♪」
ぱく
ん〜…
おいしいから、何でもいいのにゃ!(←だから、考えるの嫌いなわけね)
それからしばらくして
かずくんにあ〜ん、してもらってお夕飯を平らげたさとにゃんが
かずくん抱っこでソファーに座ってテレビを見てたら、玄関のかぎが開く音がしたのにゃ
「あっ!!帰って来た!!帰って来たのにゃっ!!!////」
きゃーーーっ!
じゅんくんにゃっ!!
愛しのイケメンさんにゃぁーーーっ!!!
どたたたたっ
ガチャ
「ただいまぁ〜」
「…ただいま」
んきゃぁーーーっ!!
じゅんきゅぅうーーーん!!!////(←笑)
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