• テキストサイズ

癒し猫さとにゃん♪

第3章 さとにゃんと、さとしくん


.




「良く見ててね…こうやって、輪っかをつくって、こっちをココに通して…」

「にゃん、にゃん…」

「で、コノ輪っかをココを押さえながら引っ張って…」

「にゃんにゃんにゃん…」

「…はい、出来上がり!」

「にゃ!リボンちゃんにゃ!!」



かずくんは折角つくったリボンちゃんをしゅるって解いた



「じゃあ、今度はさとしが一人でやってみましょうね?」

「ぼく、ひとりでにゃ?」

「そ、頑張って」

「…にゃ、やってみるのにゃ…」



えっとぉ…輪っかをつくって、ソコにコレを…



「はにゃ…取れちゃった」

「大丈夫。さとしは器用だからすぐ出来ますよ」



かずくんが優しくぼくをヨシヨシってしてくれた



「うん、さとにゃん頑張るにゃ!」



何回か失敗しちゃったけど、さとにゃんはどうにかリボンちゃんを結べたのにゃ



「出来たにゃ〜♪」

「上出来ですよ!きっと潤くん喜びますよ」



それをぼんやり見ていたしょーくんが、ぼそっと言った



「……雅紀には、見せないのか?」

「「…あ」」



さとにゃんは、仕方にゃくもういっかいリボンちゃんを解いた


…また結ぶから、いいんにゃもん、にゃ。(←ちょっと拗ねた)



.
/ 227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp