第2章 猫会議にゃ!
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「はぁ〜、疲れたぁ〜…これでしばらくはゆっくり出来ますよ」
しっぽちゃんでしょーくんをバシバシして遊んだ後、一休みしていたら、かずくんがクタクタなお顔で帰って来た
かずくんはポンってカバンを投げると、ソファーにごろんってなったにゃ
「お疲れ和也…何か食う?」
「にゃんか、くぅ?」
「…さとし食う」
Σはにゃっ!!
「さささとにゃんは食べても美味しくないのにゃっ!
戦時中は“丘河豚”とかいって食卓ににょぼったらしいけど、今は平成にゃっ!
猫はペットにゃ!家畜じゃないのにゃっ!!」
「…何でそんなコト知ってるんです?」
「…さぁ、にゃ?」(←ボス猫(作者)が昔じいちゃんから聞いたからです)
「それは良いとして、マジ何食う?メシまだなんだろ?」
「…だから、さとし」
Σおにょぉーーっ!!!
「さとにゃんはまだ子供にゃから、食いでがないのにゃ!
しかも痩せてるからきっと筋張っててマズイのにゃっ!!」
「…だから、そうじゃないんですけどね」
「お前も、そうゆうんじゃなくって、ちゃんと食事の話しをしろよ…メシ食わせねぇぞ」
しょーくんが、怯えてしょーくんの後ろに隠れたぼくを脇に抱えてヨシヨシしにゃがら言った
「いや、軽く食って来たんですよ…食ったっていうか、食いながら仕事してたって言うか…」
「そうなんだ…大変だったな」
「まあ、納期が近いと毎回こんなもんですから」
「じゃあ、つまみでも出すか…飲むだろ?」
「サンキュー翔兄ちゃん」
しょーくんがキッチンへ行くと、かずくんはソファーの上で伸びをした
そしたらシャツが捲れて、ぽんぽこお腹が丸見えになったのにゃ
…ものすごく、キモチよさそうにゃ…
「じぃ〜…」
「ん?さとし?」
…つやつやで、ぷにゅぷにゅにゃ…
「じぃい〜…」
「…乗っかりたいの?」
「……にゃ」
乗っかりたいの///
「仕方ないですねぇ、おいで♪」
「わ〜ぃ、にゃん♪」
ぽよぉ〜ん
「うぐっ…」
「きゃっ!弾むにゃ♪」
「…流石に人間の姿だと、キマスね(汗)」
お腹目がけてダイブしたら、かずくんが苦しそうな顔をした
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