• テキストサイズ

癒し猫さとにゃん♪

第1章 ぼく、さとにゃん♪


.



ぼくは悲しくて怖くて、しょーくんの上に乗っかると、しがみ付いてしょーくんのお顔に自分のお顔をスリスリしたのにゃ


「あぁああっ!ささささとしくんっ!!そそそそんなしたらっ!!!////」

「Σにゃっ!どうしてまた、赤いお水を出してるのにゃ?!しょーくんは、お鼻の病気なのにゃ???」


…ん?


しょーくんの赤いお水みたら、びっくりしてお目めのお水が止まったのにゃ!


「さすが、しょーくんにゃ♪」

「あぁ〜…さとしくん、ヤメテ////」

「どうしてにゃ?嬉しいから、スリスリにゃん♪」

「……潤、見てないで、助けて(泣)」

「…なんで?翔兄、嬉しそうじゃん」


何時の間にかしょーくんのお部屋の入口に立っていたじゅんくんが


そう言いながら、ベッドの脇に置いてあったティッシュを丸めて、しょーくんのお鼻に突っ込んだ


「…んがっ!!」

「…そろそろ、卒業しろよな、さくらんぼ兄さん」

「う、うるせー!!////」

「にゃ???」


じゅんくんは、しょーくんの上に乗っかるぼくの上に、お布団を掛けてくれながら、言ったにゃ


「…翔兄、俺、明後日から海外ロケでさ、明日の午後立つから」

「ああ、マネージャーさんから聞いてるよ。適当にパッキングしてあるから、足りないもん自分で詰めときな」

「…うん、ありがとう、翔兄」

「……さみしいのにゃ」


くすんってお鼻を鳴らすぼくを、しょーくんがふんわり抱きしめてくれた


「また、肩車で遊んであげるから、イイ子で待ってようね?」

「…解ったのにゃ…」

「…じゃあ、俺も寝るわ…明日は午前中のスケジュール入ってないから、起きるの昼ごろで良いんだ」

「そっか、ゆっくり休みな」

「…あぁ、じゃあ、お休み…さとしもね」


じゅんくんはアイドルスマイルを浮かべると、ぼくの頭をイコイコして部屋を出て行った


「……はぁ……惚れちゃうのにゃ////」

「Σえぇっ??!」





それから、なにやらブツブツ言ってるしょーくんの上で、ぼくはまたお寝んねしたのにゃ



.
/ 227ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp