第1章 ぼく、さとにゃん♪
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「翔兄ちゃんの遊びはワンパターンすぎなんだよ」
「Σんなっ!!」
「そのとおり、にゃ」
「Σえぇっ?!……そんな……」
にゃ?
しょーくん、そんにゃに肩を落としたら、無くにゃっちゃうのにゃ
「本当にゴメンね、さとし…俺だってこんなに甘えて美味しそうなさとしを置いて行くのは非常に勿体なくて心残りなんだけど…仕事の用事だから」
んにゃ?
…おいしそう?
……もったいにゃい??
にゃんのコトにゃ???
「和也、休みなのに仕事?」
「そうなんだよ…ちょっと間に合わなくってさ」
「大変だな」
「ま、コレ終わったら何時も通りですから」
「ふにゅ〜…みんにゃ、さとにゃんと遊んでくんにゃいのにゃ…」
「だから、俺と…」
「しょーくんは、もうイイのにゃ」
「…さとしくんが…俺と遊んでくれない…(泣)」
「さすがに、翔兄ちゃんがちょっと気の毒ですよ、さとし(笑)」
そうかにゃ?
…でも…飽きちゃったのにゃ(←よっぽどです)
かずくんは自分のお部屋に一回戻って荷物を取ってくると、またおでかけしちゃったのにゃ…
「つまんにゃいにゃぁ〜…まーくんも帰ってくるの、遅いしにゃぁ〜…じゅんくんはいつ帰ってくるか解んにゃいしにゃぁ〜」
「…さとしくぅ〜ん…俺がいるじゃん(泣)」
「んん〜…」
だって、しょーくん、本当にワンパターンなのにゃ
ねずみちゃんで遊んでても、ねこじゃらしちゃんで遊んでても、ぜーんぶ、タイミングが一緒にゃから、つまんにゃいのにゃ
さとにゃんは、もっと、こう、サプライズが欲しいのにゃっ!!
「にゃんか、何時もと違う遊びしてにゃ!」
「へ?…何時もと違う遊び?!」
「やってやって、にゃ〜♪」
「ぅう…いや、俺はそうゆうのは、ちょっと…(汗)」
…やっぱり、つまんにゃい…
「ぶぅ〜…しょーくん、つまんにゃい」
「Σはぅっ!!つつつつまんないっ?!」
その後しょーくんは、しばらく
「違う遊び、違う遊び…」
って、ブツブツいいにゃがら、お部屋をウロウロしていたにゃ
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