第1章 ぼく、さとにゃん♪

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「…みんな、ほかの人と、ちぅしちゃ、イヤなのにゃ…」

「まあ、翔兄ちゃんはその心配はないでしょうね」

「Σんなっ！！」

「かずくんは？」

「俺はさとしが俺のモノになってくれたら、二度と他のヤツとキスなんてしませんよ？」

「？かずくんのモノって、なんにゃ？だって、さとにゃん、かずくんとみんにゃのモノでしょ？…ペットにゃもん」

「どうゆう意味か知りたい？知りたい！解りました、では、実演を…」

「和也っ！！」

「…いいじゃん、一回くらい」


一回…なんにゃ？


「もう、駄目なモンは、ダメ！！…さとしくん、お風呂入るよ！」

「えぇ〜…さとにゃん…おふろ、キライにゃあ」

「だぁ〜め！毎日入らないと、ばっちいでしょ？」

「…猫は、毎日おふろに入らにゃくても、ヘイキにゃもん…毛づくろいするから、ヘイキにゃもん」

「…今は毛、ないでしょ？」

「……」

「…汚いさとしくん、潤に嫌われるよ？あいつ、結構、潔癖性だから」

「…入る、にゃ」


にゃぁ〜…ホントはイヤにゃけど…


じゅんくんに嫌われるにょは、もっとイヤにゃっ！！


「ねぇ、翔兄ちゃん、たまには俺にも入れさせてよ、風呂」

「駄目。お前絶対変なコトすんだろ！」

「…しないとは言いませんが」

「だから、駄目っ！！」

「…ちぇ」





ぼくはしょーくんにお手てを引かれて、おふろに行ったにゃ







「はい、さとしくん、眼ぇつむって？泡流すよ」

「ふにゃあん」


シャー


「んにゃーっ！！」

「こら、暴れないの！大人しくしてたら、すぐ終わるから(笑)」

「ぅにゅぅ〜…」


だって、さとにゃん濡れるのキライにゃ…


だって、猫にゃもん！猫は、濡れるのがキライにゃ生き物にゃっ！！


「ぃにゃぁ〜ん！！」

「ふふ…はい、終わり」

「…おわり？」

「うん、体拭いてあげるから、出よ？」

「はぁ〜い、にゃ！」


シャワーで、ジャーってキライにゃけど、ふかふかタオルは大好きにゃん♪



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